今日のブルコ先生のお話は、すすぎの回数についてだよ
すすぎを制するものは、洗濯を制す。

それはちょっとおおげさじゃない?
いやいや、すすぎは洗濯において、重要な役割を果たしてるよ
衣類に浸透した洗剤の成分をしっかりと水ですすぎ流し、衣類に残らないようにしてくれるのはわかるよね
すすぎの回数って何回が正解?
通常は2回濯ぎすることで、洗濯洗剤をしっかりと落とすことができるとされているよ。
しかし洗濯量が多すぎる場合は、2回のすすぎでもしっかりとすすげていない可能性がでてくるよね
あくまでも、今からの説明は適正量で洗ったときの回数のお話ですよ
しっかりとすすぐことは、洗剤の残留を防ぎ、衣類の汚れも落としてくれます
また部屋干し時の臭い防止にも効果的ですよ
すすぎを1回にしたら?
すすぎを1回で済ませたい人も多いよね

時短になるし、なんせ2回も濯ぎをすると、水道代もかかるし、衣類の傷みも早いんじゃないかな・・・
なんていったって、子育て、仕事、現代人は忙しいんだよ〜っ、タイパって大事だよっ〜て悲鳴も聞こえそう
ではまずは濯ぎを1回で済ませたいと思ったら、洗剤を変えましょう。
すすぎ1回でOKという洗剤が売っていますので、それを購入
濯ぎを1回にするように、泡切れが良く、衣類に残留しにくい成分で作られているからね
ただ、洗い方などによっては完全に汚れや洗剤が落ちない場合もあるかもしれないので、買った洗剤の特性を見ながら、洗濯量を減らしたり工夫することが必要になってくるかも
濯ぎを1回にするメリットは?
- 水道代の節約につながります(縦型洗濯機なら1回あたり0.7円〜9.3円、ドラム式なら約1.8円〜5.4円の節約に)
- 洗濯時間が短縮できます(朝の忙しい時間帯にうれしいですね)
- 光熱費の削減につながります(1回分の時間が減るので電気代もへります)
- きちんと濯げていれば、回数が減る分、衣類同士の摩擦が減るので、衣類が長持ちする可能性があります
濯ぎを1回にするデメリットは?
- きちんと濯げていなければ、繊維に影響を与え、悪臭や変色の原因になることも考えられます
- 洗濯機に洗剤が残留すると洗濯機内部にカビや汚れが発生する原因になります
- 洗剤が残留することで肌の弱い人や赤ちゃんに影響が出る可能性もあります
- 洗濯量が多いと、しっかりと濯げません
- 濯ぎ1回用の洗剤は、少し割高なものもありますただし、使用量が少なく済むためにコストパフォーマンスが良い場合もあります)
結局どうすれば?
濯ぎの回数はできれば2回するのが、ベストだと思います
1回濯ぎの場合はメリットもデメリットもそれぞれあります
もちろんですが、すすぎを1回にするなら濯ぎ1回用の洗剤を使うことが大前提
それ以外の洗剤は、2回濯ぎがマストだと思ってね
大事なお洋服を優しく洗うなら、洗剤を選び、水の量を選び、コースを選び、濯ぎの回数を選びと
こだわればこだわるほど、複雑になりがち・・・
今回の濯ぎの回数のお話は、普段の生活で出た衣類に対してのブルコ先生の意見の一つとして
かるーい気持ちで理解していただければ幸いです
今日も1日素敵なお洗濯LIFEを
ブルコ先生でした